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この現代の24時間社会では、夜勤などの深夜勤務、不規則な交代制勤務、などの勤務形態で働く方が大勢います。

例えば、警備員、コンビニ従業員、長距離トラック運転手、タクシー運転手の方々等など。

こういった勤務形態で働いている方々が体の不調を訴えるのは概ね睡眠障害が原因で、この睡眠障害を交代勤務型の概日リズム睡眠障害と言います。

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交代勤務型の概日リズム睡眠障害の症状とは?睡眠に関することだけではない?

まず交代勤務型の概日リズム睡眠障害の症状は、交代制の勤務で働いている場合、日勤で日中の働いている時間帯には強い眠気を感じ、帰ってきても夜は不眠になったり等、起きているとき眠るとき関係なく色々な睡眠障害の症状が出るのが特徴です。

なので、今挙げたようなこと以外にも夜勤明けでも不眠になったり、深夜勤務中でも異常な眠気を感じたりと、症状は様々です。

日中勤務の方でも徹夜が多い職場で働いている方は、この交代勤務型の症状に当てはまることが多くなります。

関連記事:睡眠障害の種類ってどの位ある?実はあの症状も睡眠障害?
関連記事:昼間や日中に眠い病気の過眠症の原因とは?運転する人は要注意?

睡眠に関することだけではない?

また大きな特徴としてはこういった睡眠障害を訴える以外にも、以下のような症状も体に影響を及ぼします。

胃腸障害
自律神経症状(うつ病など)…
ガンの発症率の上昇
糖尿病
高血圧

後ほども触れていますが、睡眠や起床に関してはタイミングなどは工夫すれば何とか不規則な働き方でも対応はできます。

ですが、体温調整・体のホルモン分泌のリズムは変えられないので、どうしても睡眠以外の部分に支障をきたしてしまいます。

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交代勤務型の概日リズム睡眠障害になりやすい人の特徴とは?こんな勤務形態は問題あり?

そしてこの交代勤務型は眠るべき時間に起きていたり、また勤務時間がズレることが原因で起こるわけですが、特に夜型人間よりも朝型人間のほうが体内リズムに対しての対応が難しく交代勤務型の概日リズム睡眠障害を起こしやすくなります。

また通常はこういった概日リズムがズレると、ある程度日数が経てばリセットはされ正常なリズムに戻るのですが、変則的なシフトを組んだりするとまたリズムが崩れてしまうため、なかなか交代勤務型リズムは改善しにくいのです。

こんな交代制の勤務形態は問題あり?

仮に24時間営業しているような職場で日勤、夕勤、夜勤の3種類をする場合には注意が必要です。

交代制勤務でも、夜勤→夕勤→日勤→夜勤のような不規則型のローテーションでの勤務は、非常にリズムが崩れやすく、そして↑でも言っているように正常なリズムになったとしても、また不規則な勤務でリズムが崩れ何度も繰り返してしまいます。

交代勤務型の概日リズム睡眠障害の治療法は様々

交代勤務型概日リズム睡眠障害は具体的な治療法というのは、どういった睡眠障害になってるかで大分変わってきます。

他の概日リズム睡眠障害(睡眠相後退症候群睡眠相前進症候群非24時間睡眠覚醒症候群不規則睡眠覚醒パターン)等のように、太陽光を浴びたり(or高照度光療法)して日中の眠気の対策をしたり、不眠の場合は不眠症の症状によって睡眠薬や睡眠導入剤等を服用する治療法等色々です。

  • 夜勤後の日勤でどうしても眠気で仕事に支障をきたす→高照度光療法
  • 夕勤で夜中に帰宅しても眠れない→睡眠薬か睡眠導入剤の処方

もちろん、かなりざっくりとしていますが、症状が複合的ならもう少し複雑です。

交代勤務型概日リズム睡眠障害の防止策

また日頃から意識できる防止策もあります(多分、ご存知の方も多いと思いますが)。

  • 勤務形態の変更でできる防止策
  • 夜勤終わりにできる防止策

勤務形態の変更でできる防止策

まず交代勤務なら、なるべく時間後退型のローテーションで交代制勤務をしたほうがいいですね。

時間不規則型のローテーション(悪い例) 夜勤→夕勤→日勤→夜勤
時間後退型のローテーション(良い例) 日勤→夕勤→夜勤→日勤

時間不規則型のローテーションの悪い例は、先程も出した通り不規則ですが、時間後退型のローテーション(良い例)は体内時計に合わせやすい時間の流れになっています。

夜勤終わりにできる防止策

そして次に夜勤終わりにできる工夫としては、夜明け(日の出)後に帰宅する場合には、サングラスをかけなるべく太陽の光に目をさらさないことです。

朝日を見ることで、体内時計がリセットされてしまうため疲れていても覚醒して眠れなくなってしまいます。

また同様に朝から眠る場合は、なるべく遮光カーテンなどを使用し、部屋に太陽光が入ってこないようににすることを心がけることで、夜勤終わりでもよりスムーズに就寝することができます。

まとめ

  • 交代勤務型の概日リズム睡眠障害の症状は、非常に多岐にわたる
  • 交代勤務型の概日リズム睡眠障害になりやすい人は朝型の人間
  • 防止策は時間後退型のローテーション、夜勤明けのサングラス

ちなみに日本の就労人口の2割前後が夜勤や不規則な交代勤務型の就労者と言われています。

就労人口約6,300万人
夜勤や交代勤務の就労人口約1,260万人

この約1,260万人の内の8割の就労者が何かしらの睡眠障害を訴えているといわれます。

ですので、1,000万人はこの交代勤務型の睡眠障害にかかっていることが考えられます。

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