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赤ちゃんや子供が寝ない原因は行動性不眠症?対処法は無視?

赤ちゃんや子供が夜になってもなかなか寝つかない…

布団やベッドの寝床に入ってもすぐに起きて眠っていられない…

こういった小児期に起こる寝つきの悪さなどは「小児期の行動性不眠症」と呼ばれます。※そして小児期の行動性不眠症には【入眠時関連型】と【しつけ不足型】と二つに分かれます。

行動性不眠症というと、たいそうな名前がついていますが、小児人口の約10~30%程度の割合で起こることで珍しいことでもありません(行動性不眠症という言い方も一般的ではありません)。

この記事では「小児期の行動性不眠症」の【入眠時関連型】と【しつけ不足型】のそれぞれの症状と原因、そして対処法を紹介しています。

※基本的には「小児期の行動性不眠症」は生後6か月後以降の子供の不眠症で、生後6カ月までの赤ちゃんにはあてはまりません(生後6カ月までは規則的な睡眠はしない為)。

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行動性不眠症の入眠時関連型の特徴

まず、「寝つくときに何らかの条件がないとなかなか寝付けない」という状態を行動性不眠症の入眠時関連型といいます。

例えば…

  • 寝床に入る前に長時間抱っこしてもらわないと眠れない
  • 部屋の明かりがついていないと眠れない等

…様々な要因があります

※また、抱っこするにしても母親の抱っこならスムーズに寝てくれるけど、父親の抱っこだと眠れないというようなケースもあります。

入眠時関連型は、寝つくための条件が揃えばスムーズに眠りにつくことが出来ます。

ただ、その寝付くための条件が不適切で不健康なことだったり(夜寝る前にお菓子を食べないと眠れない等)、手がかかるものであったり(抱っこを30分以上しないと眠れない等)するのであれば行動性不眠症の入眠時関連型といえます。

入眠時関連型ではないけど寝つきの悪さを引き起こす子供特有の睡眠障害とは?

参考程度ですが、赤ちゃんや小さい子供の寝つきが悪いのは入眠時関連型以外にも「入眠時ミオクローヌス」や「むずむず脚症候群(レストレッグス症候群)」なども原因として挙げられます。

入眠時ミオクローヌス(ミオクロニー) 寝入りばなに起こる手足のピクつき(瞬間的な筋収縮)、生理的現象で誰でも起こる。稀に連続的にピクつきが起こる場合は寝つきが悪くなる
むずむず脚症候群(レストレッグス症候群) 寝床に入ると、足のむずむず感でじっとしていられなくてなかな寝つけない睡眠障害

関連記事:子供のむずむず脚症候群とは?大人との違いは時間帯?

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行動性不眠症のしつけ不足型の特徴

そして、行動性不眠症のしつけ不足型といのうは「保護者の睡眠に対する子供へのしつけの一貫性がなかったり、子供が親に対しての分離不安がある」場合に起こる不眠症です。

保護者の睡眠に対する子供へのしつけ一貫性がない

保護者の睡眠に対する子供へのしつけの一貫性がないというのは、夜遅くまで起きて、両親と一緒に楽しく騒いでしまう日もあれば、早い時間に眠るように言われる日もあったりと、睡眠に対して一貫性のないしつけによって、子供が混乱してしまい、かえって眠れなくなるというような症状です。

子供からすると、遅くまで起きていていい日と早く寝なければいけない日の区別がつかないため、早く寝るようにと言われた日には寝るのを拒んだりしてしまいます。

子供が親に対しての分離不安がある

分離不安というのは、子供が親から離れることに対して不安を持っていることをいいます。

この分離不安は成長の過程ではどんな子供でも起こることですが、非常に強い分離不安がある子供は、親の気を引くためにわざと眠らずにいることがあります。

眠らずにいることで親が自分をあやしてくれ、親の注意を引き付けることが出来るので、あえて眠らないようにしていることがあるのです。

子供の行動性不眠症の対処法や対策|ポイントは無視と入眠儀式?

それではこの行動性不眠症にはどういった対処法があるのでしょうか。

大きく分けると「行動療法的アプローチ」、「睡眠衛生教育」、「入眠儀式」、の3つがあります。

行動療法的アプローチ(入眠時関連型としつけ不足型の分離不安の子供向け)

行動性不眠症の対策で一番有効な方法が行動療法的アプローチです(主に入眠時関連型としつけ不足型の分離不安の子供向け)。

この行動療法的アプローチは、消去法という手法で、悪い言い方になりますが無視をするというところがポイントです。

方法としては3つの方法があります。

無修正の消去法 翌朝決めた時間まで一貫して子供が泣いたり、ぐずったり、親を呼んでも対応しない
段階的消去法 泣いたり、ぐずったり、親を呼ぶなどの行動を始めたら、決めた時間まで別室で待ってそれでも子供が引き続き、泣いたり、ぐずったり、親を呼ぶなどの行動をしていたら様子を見に行く
保護者同伴の消去法 親が子供と同じや部屋にいるが、子供には一切対応しないようにする
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睡眠衛生教育

親も含めて子供に睡眠に関するしつけをしていく方法です。例えば、眠る前に睡眠の妨げになっていることをやめさせたりすることが重要です。

分かりやすいモノではテレビなどありますが、例えば夜になってもアニメ(アンパンマンなど)のDVDを見たがっていたり、男の子なら電車のDVDなどを見ていたがったりするのを、夜寝る前には見るものではないということを教えることです。

入眠儀式

入眠儀式というのは、眠る前に行う決まり事(ルーティーン)のようなものです。ちなみにこの入眠儀式は行動療法的アプローチと並んで効果のある方法です。

特に子供の場合に、毎日同じ時間に同じ順番で「夕食→お風呂→歯磨き→パジャマに着替える→寝床に入る」という眠るための流れを作って、意識させることで寝つきが良くなります。

この入眠儀式は決まった時間に眠たくなるという体内時計のリズムを作る上でも非常に重要です。

ちなみに入眠儀式にはルーティーン以外にも、お気に入りのぬいぐるみやタオルケットなども寝つきを良くする入眠儀式のアイテムです。

ですので、普段はアニメのキャラクターのタオルケットで寝ているのに、たまたまその日だけ洗濯していたりするとぐずって、なかなか寝付けなくなるなどといったことが起こったりしてしまいます。

まとめ

  • 赤ちゃんや子供の寝つきが悪いのは小児期の行動性不眠症の可能性がある
  • 行動性不眠症以外にも「入眠時ミオクローヌス」や「むずむず脚症候群(レストレッグス症候群)が原因で寝つきが悪くなっていることも考えられる
  • 寝つきを良くするためには行動療法的アプローチと入眠儀式が効果が高い

寝つきが悪いという意味では少し異なりますが、夜中に起きて再び眠れなくなるのは、起きる直前に悪い夢などを見ている可能性もあります。

悪い夢をみたことで、再び眠りに入りまた悪い夢を見るかもしれないと、睡眠に一種の恐怖を感じて寝付けないというような症状です(悪夢は睡眠障害では悪夢障害とも言います)。

悪夢の原因とは?悪夢を見ない方法は睡眠時間を削れ!?

とはいえ、まだ言葉をしっかりと喋れない子供(2歳ぐらいまで)であれば、悪夢をみたなどの表現はなかなか言葉で伝えられないので、実際悪夢を見ているかどうかは親も分かりません。

一般的には睡眠後半の明け方のレム睡眠時に悪夢障害は起こりやすく、真夜中に悪夢で起きて眠れなくなるというのは少ないので、そこまで気にする必要はありません。

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