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布団やベッドに入っても眠くなるのはいつも夜明け前…

特に心配事はないし、不眠症でもなさそうだし、不安で眠れないというのとは少し違う…等。

こういった症状がある場合は、睡眠相後退症候群(すいみんそうこうたいしょうこうぐん)かもしれません。

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明け方にならないと眠くならない睡眠相後退症候群とは?

まずこの睡眠相後退症候群は、正常な睡眠のリズム※が崩れ、睡眠のリズム(入眠時間)が後退していく症状が特徴的です。

睡眠のリズムが乱れる概日リズム睡眠障害とは?

※正常な睡眠のリズムについては↑の概日リズム睡眠障害の記事で触れています。

正常な睡眠と睡眠相後退症候群との比較

画像を見ていただくと分かりますが、具体的な睡眠相後退症候群の症状は明け方の3~4時の明け方にならないと眠気がこず、結果起床時間は正午過ぎになってしまうことがほとんどです(もちろん、入眠する時間は常に一定ではありません)。

その為、仮に朝方に起床できたとしても、極度の睡眠不足による眠気(過眠症)や倦怠感や集中力欠如等、学校や会社にいったとしても勉強や仕事の能率があがりません。酷い場合には頭痛や嘔吐を催す場合があります。

夕方や午後以降になるとこういった眠気や倦怠感がなくなることもあり、なかなか睡眠のリズムが改善されません。

こんな人は睡眠相後退症候群かも?

また、学生であれば不登校や、引きこもりの方等は睡眠相後退症候群の症状が多く見受けられます。

社会人であれば会社に出社できないなどの影響が出てくるため、非常に厄介な睡眠障害です。

一見すると寝床に入っても明け方まで眠れないため、不眠症の症状のひとつである入眠障害と似ていますが、睡眠相後退症候群は入眠時間が遅くなるだけで、決まった時間になれば眠気を感じスッと眠ることが出来ます。

関連記事:寝つきが悪い入眠障害の症状と原因とは?起床時間で解決!?

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睡眠相後退症候群の原因は現代的?

そしてこの睡眠相後退症候群の原因は、夜型の生活の方や夜更かしが常態化していくとで起こります。

特にこの睡眠相後退症候群は10代の高校生の発症が0.4%(一般人口は0.17%)と、一般の方が発症する割合と比較しても2倍以上で若い世代に多くみられるものです。

睡眠相後退症候群の原因は若者特有?

ですので、原因を特定していくと以下のような眠気を妨げる行為を行っているケースが非常に多いですね。

  • 就寝前のゲーム
  • スマートフォンの閲覧
  • カフェイン入りの飲み物等を飲む等…

非常に現代的な原因で若者に限らずですが、上記の行為は、交感神経の作用による覚醒(ゲーム熱中して興奮状態)、睡眠ホルモンの分泌が抑制(スマートフォンのブルーライトの光)されることで、眠りのリズムが乱れてしまうことで起こります。

睡眠相後退症候群の治療は案外簡単!?光に当たればOK!?

ただ、この睡眠相後退症候群の治療法は案外簡単だったりします。

端的に言えば、一番簡単な睡眠相後退症候群の治療法は朝日(太陽の光)を浴びることです。朝日を浴びることで体内時計をリセットし睡眠リズムの調整をすることが可能です。

睡眠相後退症候群の治療法の種類

もちろん、一般的な治療法としては、今挙げた太陽に浴びる治療法である高照度光療法(こうしょうどひかりりょうほう)以外にも、睡眠覚醒リズムを調整する薬を処方する薬物療法などがあります。

高照度光療法 起床後に2500ルクス以上の光を浴びせ、睡眠のリズムを調整する
時間療法 徐々に就寝時間をずらしていく療法
薬物療法 睡眠覚醒リズムを調整する薬をロゼレム(ラメルテオン)やメラトニンを処方

まとめ

  • 睡眠相後退症候群は明け方午前3~4時にならないと眠れないという症状が特徴的
  • 睡眠相後退症候群の原因は夜更かしが常態化してしまうことで起こる
  • 治療法は高照度光療法等ありますが、症状が慢性化していなければ朝日を浴びると正常な睡眠リズム改善されることが多い

大型連休や長期休暇などの一時的な夜更かしで、軽い睡眠相後退症候群の症状は出ます。

健常者であれば大型連休や長期休暇などを終えれば、元の正常な睡眠リズムに戻ります。

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