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睡眠のリズムが崩れ乱れる概日(がいじつ)リズム睡眠障害は、体内時計が狂うことで起こす睡眠障害の一つです。

基本的に人の体は、24~25時間の周期で体内時計が動いており、これを「概日リズム」と言います。

この概日リズムが崩れることで、不眠の症状や日中に眠たくなったりする症状が出るわけです。

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そもそも正常な睡眠リズムとは?

まずはじめに、そもそもの正常な睡眠のリズムというのは、毎日大体決まった同じ時間に眠くなり、決まった時間に目が覚めるということをいいます。

正常な睡眠のリズム

↑の画像のように、月曜日~水曜日まで大体夜中の0:00までには眠りにつき、翌朝の6:00過ぎに目覚めるというのが分かりやすい例ですね。

こういった通常の正しい睡眠のリズムが崩れ、乱れることを概日リズム睡眠障害(睡眠を省略して概日リズム障害とも言います)と言うのです。

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基本的な概日リズム睡眠障害とは?

そしてこの概日リズム睡眠障害には大きく分けて4つの種類があります。

とりあえず、まず一番分かりやすい症状としてあげられるのが2つの概日リズム障害です。

  • 睡眠相後退症候群
  • 睡眠相前進症候群

睡眠相後退症候群(すいみんそうこうたいしょうこうぐん)

まずひとつめの睡眠相後退症候群は、明け方まで眠くならず、お昼過ぎにならないと起きれないという症状が特徴です。

不眠症の症状の入眠障害※と少し似ていますが、入眠障害の場合には多くは他の不眠症の症状(中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害)を併発することが多いです。

参考記事:不眠症の症状は4種類!症状が慢性的に続くと起こることとは?

※入眠障害(にゅうみんしょうがい…寝つきが悪くなる不眠症の症状のひとつ)

比較的、この睡眠相後退症候群は若い世代に多い睡眠障害で、夜型生活・夜更かしをすることで発症しやすくなります。

睡眠相前進症候群(すいみんそうぜんしんしょうこうぐん)

そして反対に睡眠相前進症候群の特徴は、寝る時間帯が極端に早く、極端に早く目覚めしてしまうというような症状です。

この睡眠相前進症候群は年配の方に多く見られる概日リズム睡眠障害です。

特異な概日リズム睡眠障害とは?

そしてもう2つが特異な症状の概日リズム睡眠障害です。

  • 非24時間睡眠覚醒症候群
  • 不規則型睡眠覚醒パターン

非24時間睡眠覚醒症候群(ひにじゅうよじかんすいみんかくせいしょうこうぐん)

非24時間睡眠覚醒症候群の特徴は、睡眠時間(基本的には眠たくなる時間)が毎日ほぼ一定時間だけ遅れていくのが特徴です。

ほとんどの症状は毎日1時間前後眠気を感じる時間がずれていき、そのため、睡眠時間は一定せず、昼夜逆転しまうことが多くなります。

不規則型睡眠覚醒パターン(ふきそくがたすいみんかくせいぱたーん)

不規則型睡眠覚醒パターンは、3つの症状とは異なり、眠くなる時間も、目覚める時間も不規則なのが特徴の概日リズム睡眠障害です。

特に夜中の睡眠が途切れ途切れになりがちで、昼間も強い眠気に襲われることがあります。

不規則型睡眠覚醒パターンは認知症などの病気を持っているご年配の方に多く見受けられる症状です。

まとめ

  • 毎日大体同じ時刻に目が覚め、同じ時刻に眠くなるのが正常な睡眠リズム
  • 概日リズム睡眠障害は不眠症の症状(入眠障害など)と似ている部分があり分かりずらい
  • 概日リズム睡眠障害は長期的な夜更かしや不規則な睡眠時間等が原因で発症する

共通して言えることは、概日リズム睡眠障害は眠れなくなる不眠症とは違います。

睡眠時間がずれたり、不規則になることで、日中の眠気を感じる睡眠障害なので過眠症に位置づけられることが多くあります。

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