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睡眠薬のやめ方-やめるにはいくつのかの方法がある?

睡眠薬をやめるには、いくつかの方法があり、やめる時には副作用なども気を付けなければなりません。

睡眠薬によっては副作用の症状の出かたの違いもあり、副作用の症状が出やすい睡眠薬の種類もあったりもします。

この記事では睡眠薬をやめる方法についてと、やめる際の副作用について詳しく書いています。

また、医師から処方された睡眠薬は自己判断で減薬・減量(断薬)を行ってはいけません。

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睡眠薬のやめ方にはいくつかの方法がある?

まず睡眠薬の減量や服用中止の方法としては、大きく分けると「斬減法」、「隔日法」、「置換法」、3つの方法があります。

※スマートフォンやタブレットの方は下記の表はスクロールで見れます。

方法 減薬の方法 備考
斬減法 2週間~4週間ごとに睡眠薬の服用量を1/4ずつ減薬していく方法 消失半減期の短い睡眠薬の減薬の際に行われる
隔日法 薬の量を少しずつ減らしながら、休薬日(睡眠薬を服用しない日)を設け、徐々に休薬日を増やして減薬していく方法 消失半減期が長い睡眠薬の減薬の際に行われる
置換法 消失半減期が短い睡眠薬で斬減法を試みて上手くいかなかった場合に、消失半減期の長い睡眠薬を服用して隔日法で徐々に休薬日を設け、減薬していく方法

基本的に置換法は最初の方法で用いられることはありません。また斬減法で減薬しながら、隔日法のように休薬日を設けるミックスさせる方法もあります。

睡眠薬をやめる時に併せて行うこととは?

そしてこの3つの方法(斬減法・隔日法・置換法)と併せて、認知行動療法や補助薬物療法、心理的サポートなどを併用することも多いです。

  • 認知行動療法(非薬物療法)…刺激制御療法、睡眠制限療法、筋弛緩療法、自律訓練法
  • 補助薬物療法…抗うつ薬やロゼレム(ラメルテオン)との併用
  • 心理的サポート…コーピングストラテジー(減薬・減量時の恐怖や不安を和らげるテクニックを記載した小冊子)の配付等

特に抗不安作用が含まれている睡眠薬を服用している場合(BZ系ならハルシオン、非BZ系ならアモバン等)、補助薬物療法等は併せて行うことが多くなります。

ほとんどの場合、こういった療法を併用することで減薬や断薬を達成する確率が高まります。

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睡眠薬をやめ始めるとでる3つの副作用とは?副作用が出やすい睡眠薬の種類がある?

そして睡眠薬を減薬・減量しだすと起こるのが副作用で、「反跳性不眠」、「離脱症状(退薬症候)」、「不眠の再発」と3つあります。

減薬・減量の副作用 症状 症状の経過
反跳性不眠 睡眠薬の服用前よりも強い不眠 減薬・減量開始後早期に起こる(短期間)
離脱症状(退薬症候) 不安、頭痛、焦燥感、手足の震え 時期は一定せず2~4週間続くこともある
不眠の再発 睡眠薬の服用前と同程度の不眠 慢性不眠症(心理的な不眠)の場合は、減薬・減量すると不眠が再発しやすい

睡眠薬の副作用ってどうなの?副作用が少ないのってある?

反跳性不眠と離脱症状(退薬症候)については、詳しく↑の記事でも触れています。

特に減薬・減量を始めた早期にこういった反跳性不眠は起こりやすく、離脱症状は(退薬症候)は短時間作用型の睡眠薬の減薬・減量では早期に起こり、長時間型の睡眠薬ではしばらく時間を置いて起こります。

やめ始めると副作用が起こりやすい睡眠薬がある?

また、GABA系睡眠薬のベンゾジアゼピン系睡眠薬では、こういった副作用(反跳性不眠・離脱症状・不眠再発)は作用時間が短い睡眠薬(超短時間型や短時間型)になればなるほど起こりやすいと言われています。

逆に作用時間の長い睡眠薬(中間型や長時間作用型)の場合は、減薬・減量を始めても副作用が出にくく、副作用が出たとしても作用時間が短い睡眠薬の減薬・減量と比較すると軽度な症状です。

作用時間については「睡眠薬の種類-効果(作用時間)別の一覧表あり」に詳しく表にしています。

睡眠薬をやめる目安や時期などはあるのか?

ちなみに睡眠薬をやめる(減量や服用を中止していく)目安と言うのは、自分が患っている不眠症または睡眠障害が改善された段階で初めて行っていきます。

基準としては、不眠や睡眠障害が睡眠薬で改善されつつ、眠りに対する不安のない心理状態が1か月以上続くことで、睡眠薬の減薬や中断を考えていく形です。

もちろん、こういった減量や服用の中止は自己判断では行わず、その睡眠薬を処方した医師と相談したうえで行っていくものです。

特に自己判断でいきなり減薬・断薬(特に断薬)を行った場合、高い確率で反跳性不眠が生じてしまいます。

まとめ

  • 睡眠薬をやめる方法として斬減法・隔日法・置換法の3つあり、非薬物療法や補助薬物療法を併せて行っていく
  • 睡眠薬をやめると出てくる副作用は減薬・減量していく睡眠薬によって、症状が出る時期が異なる
  • 睡眠薬をやめる目安や時期は個人差があるが、不眠が改善されてから医師の判断のもとで行う

ちなみに睡眠薬の減薬・減量では、実施の後半の休薬(断薬)までの間で挫折することが多いです。

特に心配症や不安の強い方、女性や飲酒をする人は減薬・減量に苦労することが多く、心理的なサポート等は不可欠になってきます。

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